天皇賞(秋)2008サイン攻略7
天皇賞(秋) ポスター&CLUB KEIBAのサイン読み
その馬は、アグネスデジタル
CLUB KEIBAルールには、『15歳くらい』『人間×4』『15歳×4』という記述があります。
4と15
つい先日、秋華賞で衝撃の1000万馬券を生み出した小島茂之きゅう舎のコンビと同じ数字ですね。
2008秋華賞
優勝2枠 4番 ブラックエンブレム 小島茂之きゅう舎(11人気)
2着 1枠 1番 ムードインデイゴ
3着 7枠15番 プロヴィナージュ 小島茂之きゅう舎(16人気)
16人気で3着に突っ込んだプロヴィナージュですが、この馬の出走に関して世間では賛否両論がありました。
当初、陣営は出走を回避すると明言。
これにより賞金不足で本来出走不可能であったポルトフィーノが繰り上がり出走可能と考えられていました。
ポルトフィーノは良血の人気馬だったため、ファンも新聞各紙も盛り上がっていたのですが、プロヴィナージュ陣営による突然の方針転換により、ポルトフィーノは再度出走が不可能となってしまいました。
ネット上では『プロヴィナージュ引っ込め!』という論調の書き込みが氾濫し、ちょっとした騒ぎになりましたが、結果はご覧のとおり。
すべての批判を黙らせる激走を見せたのです。
かつてこれと非常によく似た事件がありました。
アグネスデジタルの天皇賞(秋)事件です。
2001年天皇賞(秋)。
当時の天皇賞には、外国産馬の出走は2頭まで(賞金順)という条件がありました。
それに対してエントリーしてきた外国産馬は4頭。
メイショウドトウ
アグネスデジタル
エイシンプレストン
クロフネ
中でもクロフネの人気は抜けており、ファンは天皇賞での彼の勇姿を望んでいました。
当時ダートやマイル路線を主戦場としていたアグネスデジタルはマイルチャンピオンシップに向かうと考えられており、天皇賞は回避するものと誰もが思い込んでいました。
しかし陣営は天皇賞を選択。
はじき出される形でクロフネは出走を断念することになりました。
怒りだしたファンからは『デジタル引っ込め!』という声が上がりましたが、デジタルは優勝という形でそれを黙らせました。
(当時を知る方には説明不要でしたね)
よく似ていると思いませんか?
『ただ似ているから、今週はデジタルがサインを出す』と言っているわけではありません。
このことを踏まえた上で、デジタルが別の場所に出現しているということをお話ししたいのです。
彼の出現した場所、それは・・・菊花賞ポスターです。
菊花賞では『謎の馬』として解読した『ゼッケン7番の馬』の正体は、アグネスデジタルだったのです。
菊花賞では謎の馬⇒チャールズと読んで撃沈でしたが
→菊花賞2008サイン攻略9
星の形、四肢の白斑からみて100%間違いありません。
アグネスデジタルです。
全身写真はこちら→競馬ブック(PHOTOパドック・2002フェブラリーS)
※他の馬が表示された場合は、左のアグネスデジタルという部分をクリックしてください
マニアックな方やデジタルファンはとっくにお見通しだったのでしょうが、私には分かりませんでした。
その私がなぜデジタルだということを見つけられたのか?
JRAが教えてくれたのです。
『栄光の名馬たち~アグネスデジタル~』
グリーンチャンネル10月28日(火)10:00~11:00
アグネスデジタルのデビューから引退までを綴ったこの番組で、嫌というほど彼の姿を確認させられました。
『ポスターの7番はアグネスデジタルだよ』とJRAが今週知らせてくれたのですから、ここには意味があると思います。
詳しい番組表はこちら→グリーンチャンネル週間番組表
(注:週が変わると見ることが出来なくなります)
2001天皇賞(秋)
優勝7枠10番 アグネスデジタル 四位洋文 白井寿昭
2着 5枠 6番 テイエムオペラオー 和田竜二 岩元市三
3着 2枠 2番 メイショウドトウ 安田康彦 安田伊佐夫
このレースでのアグネスデジタルの属性を今回の答えとします。
ただし、ひとつだけ無視できないことがあります。
アグネスデジタルのサインは既に使用済みで、天皇賞(秋)には関係ないかもしれないという可能性です。
1.ポスターはスプリンターズSの時点で4枚とも公開されている
2.栄光の名馬たちのスケジュールは『月間番組表』で1ヶ月前から公開されている
ということは、調べさえすれば『菊花賞ポスター7番がアグネスデジタルであり、グリーンチャンネルはそれを強調している』と秋華賞の時点で読むことができるのです。
そこに持ってきて『プロヴィナージュ陣営による出否問題』が持ち上がれば、『秋華賞はデジタルの再現=プロヴィナージュの馬券圏内確保』という答えに辿り着けるわけです。
1000万という衝撃的な配当をみると、『秋華賞プロヴィナージュ出否』を天皇賞(秋)へのサインにしたと考えるより、『秋華賞そのものへのサイン』であったと考えるほうが理にかなっているような気もします。
今回の攻略は、既に出がらし状態である危険性を孕んでいます。
どのように位置づけるかは少し考える必要がありそうです。
今回のサイン指名候補
ディープスカイ(四位洋文)
キングストレイル(10番)
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