フェブラリーS2008サイン攻略11
フェブラリーS レーシングプログラムのサイン読み
岩手の雄 菅原勲!
『心に残る名勝負・名場面』
メイセイオペラVSエムアイブラン
『岩手の雄、頂上を制す』
メイセイオペラは、地方所属馬として初めてJRAのG1を勝った馬です。
所属は岩手競馬。
まさにキャッチコピーどおり『岩手の雄がJRA・G1という頂点を極めた』のが1999年のフェブラリーSでした。
しかしこのことは、同時に次の事実も表しています。
菅原勲(岩手競馬所属)
メイセイオペラによるフェブラリーS制覇により、地方所属騎手初のJRA・G1優勝ジョッキーとなる
『岩手の雄、頂上を制す』というのは、メイセイオペラと菅原勲騎手の両方に当てはまるコピーなのです。
『名勝負』はこのような文章で締めくくられています。
『愛馬を駆ってウイニングランを行なう菅原勲騎手にスタンドから送られた「イサオ」コールは、新時代の到来に沸く歓声に違いなかった。』
『名勝負』に隠されたサインは馬よりもむしろ騎手・菅原勲なのではないかと私は考えました。
では具体的にどのようなサインなのでしょうか?
菅原勲騎手の現在置かれている状況をサインとして使っている可能性があります。
実は現在、同騎手は短期免許により、地元岩手を離れ別の競馬場の所属となっているのです。
菅原勲
期間限定(2008年1月28日~2月29日)川崎競馬所属
詳細はこちら→川崎競馬お知らせ(菅原勲騎手の川崎競馬所属での初勝利について)
→川崎競馬イベント情報(「菅原勲騎手紹介式」について)
『川崎所属』
この属性により、前回のフェブラリーS2008サイン攻略10で紹介した4頭のサイン馬候補から本命を絞り込みます。
アンパサンド 池田孝きゅう舎(川崎)
ビッググラス 今野忠成(川崎騎手会長)
(ビッググラスは大井・高橋三郎きゅう舎所属ですが、鞍上の今野騎手は川崎所属です)
私はこの2頭からアンパサンドを選択しました。
理由はこれです。
2枠3番 アンパサンド 伊達泰明(馬主)
2枠4番 フィールドルージュ 西園正都きゅう舎
『名勝負』に掲載されている口取り写真をご覧ください。
馬のメンコに刺繍を施された『明正』の文字がはっきりと見てとれますね。
メイセイオペラの馬主は『明正商事』なのです。
そして同枠のフィールドルージュですが、フェブラリーS2008サイン攻略7で紹介したとおり、その馬名に『ルドルフ』を内包しています。
実はそれだけではないのです。
名前のみならず、その体内にも『ルドルフ』を宿しているのです。
フィールドルージュ ⇒ 母母父シンボリルドルフ
もちろんフェブラリーS出走馬中、この血を持つ馬は同馬だけです。
先ほどは『名勝負の締めくくり』から菅原勲騎手をクローズアップしましたが、今度は文章の書き出しの部分に注目しましょう。
このように始まります。
『ジャパンカップでシンボリルドルフの2着に食い込み~』
ルドルフはサインになりそうですね。
どのようなサインでしょうか?
シンボリルドルフの仔であり、フィールドルージュの祖母であるメジロリベーラには、古い競馬ファンなら誰もが知っている有名なニックネームが付けられていました。
『十冠ベビー』です。
父シンボリルドルフの7冠と母メジロラモーヌの3冠を合わせて『10冠』という意味です。
ポスターに書かれた『DIRRRRRRRRRRT!!』はこれを示しているのかもしれません。
『!』は、ひとつでなくふたつ『!!』ありますね。
これは2頭の馬、すなわちルドルフとラモーヌ。
『10個のR』は『Symboli Rudolf』と『Mejiro Ramonu』のG1タイトル総数を示しているのではないでしょうか。
そしてこの『十冠ベビー』は、周囲の期待に応えることなく僅か1戦でターフを去ることになりました。
デビュー戦であり引退レースとなった新馬戦で同馬の手綱を取ったのがこの騎手です。
1992年11月4日 東京3レース 芝1600M
4枠4番 メジロリベーラ 横山典弘
ここまで揃ったからには、2枠を本命視することに迷いはありません。
2枠4番 フィールドルージュをサイン本命馬として指名します。
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【岩手の雄 菅原勲!】
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メイセイオペラVSエムアイブラン
『岩手の雄、頂上を制す』
メイセイオペラは、地方所属馬として初めてJRAのG1を勝った馬です。
所属は岩手競馬。
まさにキャッチコピーどおり『岩手の雄がJRA・G1という頂点を極めた』のが1999年のフェブラリーSでした。
しかしこのことは、同時に次の事実も表しています。
菅原勲(岩手競馬所属)
メイセイオペラによるフェブラリーS制覇により、地方所属騎手初のJRA・G1優勝ジョッキーとなる
『岩手の雄、頂上を制す』というのは、メイセイオペラと菅原勲騎手の両方に当てはまるコピーなのです。
『名勝負』はこのような文章で締めくくられています。
〈愛馬を駆ってウイニングランを行なう菅原勲騎手にスタンドから送られた「イサオ」コールは、新時代の到来に沸く歓声に違いなかった。〉
『名勝負』に隠されたサインは馬よりもむしろ騎手・菅原勲なのではないかと私は考えました。
では具体的にどのようなサインなのでしょうか?
菅原勲騎手の現在置かれている状況をサインとして使っている可能性があります。
実は現在、同騎手は短期免許により、地元岩手を離れ別の競馬場の所属となっているのです。
菅原勲
期間限定(2008年1月28日~2月29日)川崎競馬所属
【川崎所属】
この属性により、前回『サイン攻略10』で紹介した4頭のサイン馬候補から本命を絞り込みます。
アンパサンド池田孝きゅう舎【川崎】
ビッググラス今野忠成【川崎騎手会長】
(ビッググラスは大井・高橋三郎きゅう舎所属ですが、鞍上の今野騎手は川崎所属です)
私はこの2頭からアンパサンドを選択しました。
理由はこれです。
2枠3番アンパサンド伊達泰【明】(馬主)
2枠4番フィールドルージュ西園【正】都きゅう舎
『名勝負』に掲載されている口取り写真をご覧ください。
馬のメンコに刺繍を施された【明正】の文字がはっきりと見てとれますね。
メイセイオペラの馬主は『明正商事』なのです。
そして同枠のフィールドルージュですが、『サイン攻略7』で紹介したとおり、その馬名に【ルドルフ】を内包しています。
実はそれだけではないのです。
名前のみならず、その体内にも『ルドルフ』を宿しているのです。
フィールドルージュ⇒母母父シンボリルドルフ
もちろんフェブラリーS出走馬中、この血を持つ馬は同馬だけです。
先ほどは『名勝負の締めくくり』から菅原勲騎手をクローズアップしましたが、今度は文章の書き出しの部分に注目しましょう。
このように始まります。
〈ジャパンカップでシンボリルドルフの2着に食い込み~〉
ルドルフはサインになりそうですね。
どのようなサインでしょうか?
シンボリルドルフの仔であり、フィールドルージュの祖母であるメジロリベーラには、古い競馬ファンなら誰もが知っている有名なニックネームが付けられていました。
【十冠ベビー】です。
父シンボリルドルフの7冠と母メジロラモーヌの3冠を合わせて『10冠』という意味です。
ポスターの書かれた『DIRRRRRRRRRRT!!』はこれを示しているのかもしれません。
『!』は、ひとつでなくふたつ『!!』ありますね。
これは2頭の馬、すなわちルドルフとラモーヌ。
『10個のR』は『Symboli 【Rudolf』と『Mejiro【R】amonu』のG1タイトル総数を示しているのではないでしょうか。
そしてこの『十冠ベビー』は、周囲の期待に応えることなく僅か1戦でターフを去ることになりました。
デビュー戦であり引退レースとなった新馬戦で同馬の手綱を取ったのがこの騎手です。
1992年11月4日【東京】3レース芝【1600M】
4枠【4番】メジロリベーラ【横山典弘】
ここまで揃ったからには、2枠を本命視することに迷いはありません。
2枠4番フィールドルージュをサイン本命馬として指名します。
投稿: ドラゴン | 2008年2月24日 (日) 00時18分