フェブラリーS2008サイン攻略5
フェブラリーS 2月シリーズのサイン読み1
シリーズサインは実在したのか?
2月のレーシングダイアリーは『シリーズサイン』になっていると以前お話ししましたね。
しかし3週目のダイヤモンドSでは不発。
的外れな解読だったのか?
私なりの結論を出しましたので、今回はその件について触れたいと思います。
この先のサイン解読のために重要となりますので、どのようなサインだったのかをふり返ってみましょう。
根岸S&京都牝馬S
『早春の野望を叫べ、挑むべき舞台へ勇気が試される。』
シルクロードS&共同通信杯
『頂点に続く直線に刻め、強さの主張に王道は拓かれる。』
ダイヤモンドS&きさらぎ賞
『それぞれの夢を語れ、二月の輝きに春が近づいてくる。』
べへへ・ににに・れれれ
『同じものを3つ並べる』という形で構成されています。
これが『2月のシリーズサイン』なのだと考えました。
(正確には『べ』と『へ』は違うものですが、サイン解読的には同義とします)
根岸S枠順
2枠4番 ワイルドワンダー ⇒ 優勝
3枠5番 トラストジュゲム
3枠6番 トーセンブライト
京都牝馬S枠順
2枠2番 シェルズレイ 松田国英きゅう舎
3枠3番 アドマイヤキッス 松田博資きゅう舎 ⇒ 優勝
3枠4番 ローブデコルテ 松元茂樹きゅう舎
シルクロードS枠順
8枠15番 ステキシンスケクン
8枠16番 テイエムアクション
1枠 1番 ファイングレイン ⇒ 優勝
共同通信杯枠順
1枠 1番 タケミカヅチ 社台RH⇒2着
1枠 2番 ストーミーペガサス 社台RH
3枠 5番 マイネルスターリー サラブレッドC・ラフィアン⇒3着
3枠 6番 ショウナンアクロス 国本哲秀
5枠 9番 マイネルプレーザ サラブレッドC・ラフィアン
6枠11番 ショウナンアルバ 国本哲秀⇒優勝
共同通信杯は説明が必要ですね。
『2頭出し馬主』という『同じもの』を『3つ並べ』て3連単を構成したということです。
(共同通信杯に2頭出ししていた馬主は、上記3馬主だけです)
上記を踏まえて3週目のダイヤモンドSに挑みましたが、結果は不発に終わりました。
シリーズサインであれば、過去の事例から考えて、2週目で終了してしまうことは考えられません。
ということは、これはシリーズサインではなかったのか?
私は『やはりシリーズサインだった』という結論を出しました。
ダイヤモンドSで私は『ヒロ』の並びに『同じものの並び』というサインの答えを求めましたが、この解読が完全な誤りだったのです。
正解は、第1週目の根岸Sと同じく『 ド と ト の並び』です。
ダイヤモンドS枠順
1枠 1番 コンラッド 2着
2枠 2番 ブリットレーン
3枠 3番 ゴーウィズウインド
3枠 4番 トウカイワイルド
4枠 5番 チェストウイング
4枠 6番 ミストラルクルーズ
5枠 7番 ラムタラプリンス
5枠 8番 アドマイヤモナーク 優勝
6枠 9番 エーシンダードマン 4着
6枠10番 ブラックアルタイル
7枠11番 マンハッタンスカイ
7枠12番 エフティイカロス
8枠13番 レーザーズエッジ 3着
8枠14番 テイエムプリキュア
1番~6番までのグループと8番~9番までのグループに分かれていますね。
両方のグループの端に位置する馬が馬券の対象(連対)になっています。
『馬券圏内すべて(3頭とも)』という括りから『馬券圏内確保馬』に、定義を変更すれば、この『ド&ト並びサイン』の意味するところは変わってきます。
つまり『ド&トの並びの端にいる馬が馬券圏内を確保するサイン』です。
その視点で根岸Sの枠順を見てみましょう。
根岸S枠順
1枠 1番 リミトレスビッド
1枠 2番 エイシンロンバード
2枠 3番 トウショウギア
2枠 4番 ワイルドワンダー 優勝
3枠 5番 トラストジュゲム
3枠 6番 トーセンブライト 4着
4枠 7番 マイネルスケルツィ
4枠 8番 カフェオリンポス
5枠 9番 シルヴァーゼット
5枠10番 ビッググラス
6枠11番 レオエンペラー
6枠12番 ノボトゥルー
7枠13番 シンボリグラン
7枠14番 アドマイヤスバル 3着
8枠15番 メイショウバトラー
8枠16番 タイセイアトム 2着
ド&トの端にいる馬は3着のアドマイヤスバル、そして4着のトーセンブライトです。
馬券圏内中1頭だけですが、サインの定義は満たされています。
この時点で『ド&トの並びの端にいる馬が馬券圏内を確保するサイン』が証明されたことになります。
(可能性の話になってしまいますが、3コーナーでの致命的な不利がなければ、アドマイヤスバルは3着ではなく、優勝していたかもしれません。あくまでも可能性の話です)
ではなぜJRAは『ド&ト』に拘ったサインを出していたのでしょうか?
おそらく『本番のフェブラリーで使うため』なのではないかと思います。
フェブラリーS出走馬中
『ドまたはト』を馬名に含む馬 ⇒ 13頭
〃 含まない馬 ⇒ 3頭
この『圧倒的な多頭数をサインとして使う』という発想から出発したサインなのでしょう。
しかし、そうだとすると、ひとつの疑問が発生します。
なぜ2週目の共同通信杯では『ド&ト』ではなく、『2頭出し馬主』を使ったのか?
これには答えがあります。
次回『サイン攻略6』で公開します。
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フェブラリーS2008サイン攻略5 PART-1
【シリーズサインは実在したのか?】
2月のレーシングダイアリーは『シリーズサイン』になっていると以前お話ししましたね。
しかし3週目のダイヤモンドSでは不発。
的外れな解読だったのか?
私なりの結論を出しましたので、今回はその件について触れたいと思います。
この先のサイン解読のために重要となりますので、どのようなサインだったのかをふり返ってみましょう。
根岸S&京都牝馬S
『早春の野望を叫【べ】、挑む【べ】き舞台【へ】勇気が試される。』
シルクロードS&共同通信杯
『頂点【に】続く直線【に】刻め、強さの主張【に】王道は拓かれる。』
ダイヤモンドS&きさらぎ賞
『そ【れ】ぞ【れ】の夢を語【れ】、二月の輝きに春が近づいてくる。』
【べへへ・ににに・れれれ】
『同じものを3つ並べる』という形で構成されています。
これが『2月のシリーズサイン』なのだと考えました。
(正確には『べ』と『へ』は違うものですが、サイン解読的には同義とします)
根岸S枠順
2枠4番ワイル【ド】ワンダー⇒優勝
3枠5番【ト】ラストジュゲム
3枠6番【ト】ーセンブライト
京都牝馬S枠順
2枠2番シェルズレイ【松】田国英きゅう舎
3枠3番アドマイヤキッス【松】田博資きゅう舎⇒優勝
3枠4番ローブデコルテ【松】元茂樹きゅう舎
シルクロードS枠順
8枠15番ステキシンスケク【ン】
8枠16番テイエムアクショ【ン】
1枠1番ファイングレイ【ン】⇒優勝
共同通信杯枠順
1枠1番タケミカヅチ【社台RH】⇒2着
1枠2番ストーミーペガサス【社台RH】
3枠5番マイネルスターリー【ラフィアン】⇒3着
3枠6番ショウナンアクロス【国本哲秀】
5枠9番マイネルプレーザ【ラフィアン】
6枠11番ショウナンアルバ【国本哲秀】⇒優勝
共同通信杯は説明が必要ですね。
『2頭出し馬主』という『同じもの』を『3つ並べ』て3連単を構成したということです。
(共同通信杯に2頭出ししていた馬主は、上記3馬主だけです)
上記を踏まえて3週目のダイヤモンドSに挑みましたが、結果は不発に終わりました。
シリーズサインであれば、過去の事例から考えて、2週目で終了してしまうことは考えられません。
ということは、これはシリーズサインではなかったのか?
私は『やはりシリーズサインだった』という結論を出しました。
フェブラリーS2008サイン攻略5-2に続く
投稿: ドラゴン | 2008年2月22日 (金) 23時10分
フェブラリーS2008サイン攻略5 PART-2
私は『やはりシリーズサインだった』という結論を出しました。
ダイヤモンドSで私は『ヒロ』の並びに『同じものの並び』というサインの答えを求めましたが、この解読が完全な誤りだったのです。
正解は、第1週目の根岸Sと同じく『ドとトの並び』です。
ダイヤモンドS枠順
1-1コンラッ【ド】⇒2着
2-2ブリッ【ト】レーン
3-3ゴーウィズウイン【ド】
3-4トウカイワイル【ド】
4-5チェス【ト】ウイング
4-6ミス【ト】ラルクルーズ
5-7ラムタラプリンス
5-8ア【ド】マイヤモナーク⇒優勝
6-9エーシンダー【ド】マン⇒4着
6-10ブラックアルタイル
7-11マンハッタンスカイ
7-12エフティイカロス
8-13レーザーズエッジ⇒3着
8-14テイエムプリキュア
1番~6番までのグループと8番~9番までのグループに分かれていますね。
両方のグループの端に位置する馬が馬券の対象(連対)になっています。
『馬券圏内すべて(3頭とも)』という括りから『馬券圏内確保馬』に、定義を変更すれば、この『ド&ト並びサイン』の意味するところは変わってきます。
つまり『ド&トの並びの端にいる馬が馬券圏内を確保するサイン』です。
その視点で根岸Sの枠順を見てみましょう。
根岸S枠順
1-1リミ【ト】レスビッド】
1-2エイシンロンバー【ド】
2-3【ト】ウショウギア
2-4ワイル【ド】ワンダー⇒優勝
3-5【ト】ラス【ト】ジュゲム
3-6【ト】ーセンブライ【ト】⇒4着
4-7マイネルスケルツィ
4-8カフェオリンポス
5-9シルヴァーゼッ【ト】
5-10ビッググラス
6-11レオエンペラー
6-12ノボ【ト】ゥルー
7-13シンボリグラン
7-14ア【ド】マイヤスバル⇒3着
8-15メイショウバ【ト】ラー
8-16タイセイア【ト】ム⇒2着
ド&トの端にいる馬は3着のアドマイヤスバル、そして4着のトーセンブライトです。
馬券圏内中1頭だけですが、サインの定義は満たされています。
この時点で『ド&トの並びの端にいる馬が馬券圏内を確保するサイン』が証明されたことになります。
ではなぜJRAは『ド&ト』に拘ったサインを出していたのでしょうか?
おそらく『本番のフェブラリーで使うため』なのではないかと思います。
フェブラリーS出走馬中
『ドまたはト』を馬名に含む馬⇒【13頭】
含まない馬 ⇒【3頭】
この『圧倒的な多頭数をサインとして使う』という発想から出発したサインなのでしょう。
しかし、そうだとすると、ひとつの疑問が発生します。
なぜ2週目の共同通信杯では『ド&ト』ではなく、『2頭出し馬主』を使ったのか?
これには答えがあります。
次回『サイン攻略6』で公開します。
記事おわり
投稿: ドラゴン | 2008年2月22日 (金) 23時36分