ダービーサイン攻略3
JRA日本ダービー フサイチホウオーのサイン
本年度の共同通信杯が、フサイチホウオーに関する予言をしています。
共同通信杯レーシングダイアリー
『強い気持ちが頂点に届く。未来を見据えた勇者の予言。』
果たしてこれは、日本ダービーをフサイチホウオーが征するという予言なのでしょうか?
解読をする前に、共同通信杯というレースが、どういった位置づけにあるのかをお話しします。
1967年に創設されて以来(当時は東京4歳ステークスの名称)、41頭の優勝馬を出してきたレースですが、ダービーと同じ東京競馬場で行われることもあり、多くの馬がダービーの試走として、ここを走って来ました。
それは優勝馬からダービー馬が数多く誕生していることからも明らかです。
ダービー・皐月賞を勝った共同通信杯優勝馬
ダービー 7頭
カブラヤオー・サクラショウリ・ミスターシービー・ダイナガリバー・アイネスフウジン・ナリタブライアン・ジャングルポケット
皐月賞 3頭
カブラヤオー・ミスターシービー・ナリタブライアン
気がつきましたか?
皐月賞を勝った3頭は、すべてダービーも勝っているのです。
つまり、2冠・3冠を獲るような特別な馬以外は、共同通信杯をステップに皐月賞を狙わないのです。
『だからフサイチホウオーがダービーを勝つのだ』という話をしたいわけではありません。
『共同通信杯はダービーへのステップレースである』
ということを、まず理解してほしいのです。
レーシングダイアリーの予言は『日本ダービーへの予言』なのです。
では『予言』は何を示しているのか?
JRAが『予言』を登場させたのは、2001年にレーシングダイアリーが登場して以来、1度だけしかありません。
2001年函館2歳ステークス
『眩しい世代が堂々と未来を予言する。』
優勝7枠11番 サダムブルースカイ
2着 3枠 3番 スターエルドラード
3着 6枠 9番 ヘルスウォール
この後、優勝馬サダムブルースカイは全く勝てず、21戦後にやっとひとつ勝ったものの、その後5戦0勝で引退しました。
予言はこの馬に対するものではなかったようです。
では、どこで『予言』は成就したのでしょうか。
2002年春のクラシック(2001年2歳世代のクラシック)結果
皐月賞
優勝1枠 2番 ノーリーズン
2着 5枠 9番 タイガーカフェ
3着 6枠11番 タニノギムレット
日本ダービー
優勝2枠 3番 タニノギムレット
2着 6枠11番 シンボリクリスエス
3着 4枠 8番 マチカネアカツキ
みごとに函館2歳ステークスの出目が使われています。
では本年度はどうでしょうか。
共同通信杯結果
優勝3枠 3番 フサイチホウオー
2着 5枠 5番 ダイレクトキャッチ
3着 7枠 7番 フライングアップル
皐月賞結果
優勝8枠17番 ヴィクトリー
2着 5枠 9番 サンツェッペリン
3着 1枠 1番 フサイチホウオー
出目が連動するとしたら5枠です。
しかし私は、今回の『予言』が真に指し示すのは、前回の予言がなしえたレース結果そのものをなぞるという意味だと思います。
ズバリ、皐月賞3着馬です。
今年の皐月賞は、2002年のレースに似てはいなかったでしょうか?
単勝1番人気のタニノギムレットが、上がり最速の脚をくり出したにもかかわらず、前を捉えきれずに3着に敗れ去ったあのシーン。
今年のフサイチホウオーのレースとオーバーラップしませんか?
そしてこの2頭にはもうひとつの共通点があります。
タニノギムレット 松田国英きゅう舎
フサイチホウオー 松田国英きゅう舎
同じフレーズを頻繁に使うJRAレーシングダイアリーが、2001年からたったの1度しか使用しなかったこのフレーズ。
ここには必ず重要なサインがあるはずです。
では『予言』はフサイチホウオーの優勝を示しているのでしょうか?
まだ答えはでていません。
なぜならば、彼が勝つためには、充たさねばならないある条件が存在するからです。
8枠
これが彼の命運を左右する重要な枠となるでしょう。
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